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訪問看護師の服装は?季節ごとのポイントや必要な持ち物を紹介

訪問看護でお仕事を始める皆様、訪問の準備はできていますか?
「指定のユニフォームがないから、どのような服装で訪問すればよいかわからない」
「バッグにどんな持ち物を入れていけばよいのだろう」

このように、服装や持ち物でお悩みの方も多いでしょう。
今回は、訪問看護に適した服装や持ち物を、ポイントとともにに紹介します。
実際の訪問前にこの記事を読んで、しっかり準備を整えましょう。

 
ケアリジョンでは、川口市・蕨市・戸田市を中心に、訪問看護・訪問リハビリを行っています。
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訪問看護師の服装は?季節ごとのポイントや必要な持ち物を紹介

訪問看護にふさわしい服装のポイント

訪問看護にふさわしい服装のポイントは、主に次の3つです。

● 清潔感がある
● 動きやすい
● 手入れがしやすい

訪問看護は、利用者にご自宅で医療・看護を提供する仕事です。
利用者や家族に不快感を与えないような、清潔感のある服装を心がけましょう。
靴を脱いで居室にあがるため、靴下にも気をつける必要があります。

また、利用者の体位変換や車いすへの移乗などがしやすいよう、動きやすさも重要です。
病棟やクリニックではワンピーススタイルの制服もありますが、訪問看護では必ず動きやすいパンツスタイルにしましょう。
訪問時の移動や介助行為で汗をかきやすいため、手入れのしやすい服を選ぶと便利です。

訪問看護に適した服装3選

訪問看護の業務をするのに適した服装について、具体的に3つ紹介します。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを確認して、ご自身に合った服装を選びの参考にしてください。

1.医療機関でおなじみ「スクラブ」

1つ目は、病院などでおなじみのスクラブです。

特徴 ・病院などの医療機関や、訪問看護事業所で多く導入されている

・上下セットもある

メリット ・シワがつきにくく、長持ちする

・バリエーションが豊富

デメリット ・胸元が開けているデザインもあるため、インナーを着用するなどの工夫が必要

病棟勤務などでスクラブに慣れている方は、制服の指定がなければ訪問看護でも同じような服装で問題ありません。

2.福祉業界でおなじみ「ポロシャツ・チノパン」

ポロシャツとチノパンのセットも、訪問看護に適した服装です。

特徴 ・介護施設など福祉業界で多く取り入れられている

・ポロシャツは会社指定、チノパンは自分で準備する企業も多い

メリット ・襟つきでしっかりした印象を与えられる

・動きやすい・通気性が高い

デメリット ・ポロシャツは、生地によっては色落ちしやすい

・チノパンは、体のラインが出やすいので苦手な方もいる

ポロシャツ・チノパンともに手入れがしやすくしっかりとした印象も与えるため、訪問看護に向いている服装です。

3.動きやすさ重視「ジャージ」

動きやすさを重視して、ジャージの上下セットで訪問する看護師もいます。

特徴 ・訪問看護で使用している方が多い
メリット ・とにかく動きやすい

・洗濯しやすい

・速乾性が高い

デメリット ・デザインによってはだらしなく見える

・派手なデザインは不向き

きちんとした印象を与えたい場合は不向きですが、ラフな雰囲気でサービス提供できる訪問看護事業所の場合、手軽なジャージは便利です。

 

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気候ごとの服装ポイント

訪問看護は、一年中、晴れの日も雨の日も利用者宅を訪問します。
そのため、季節にあわせた服装の調整が大切です。
快適なサービス提供のために、季節や気候ごとの服装のポイントを確認しましょう。

1.暑さの厳しい日

気温の高い日は、熱中症や紫外線対策が重要です。
1日に複数個所の訪問が珍しくないため、移動時の服装に注意しましょう。
暑さの厳しい日は、以下のアイテムを準備しておくと便利です。

● UVカットのサンバイザーやつばの広い帽子
● アームカバー
● サングラス
● UVカットマスク

利用者のケアだけでなく、訪問する看護師自身が健康でサービス提供できるよう、気をつけましょう。

2.寒さの厳しい日

気温の低い日は、あたたかい服装を心がけます。

● 移動時のアウターを準備
● スクラブなどの下に長袖のインナーを着用
● 温度調節用にカーディガンやパーカーを用意

冬の訪問看護では、居宅内でも寒さ対策が必要です。
利用者のご自宅の状況によっては、暖房などの寒さ対策が十分でない可能性があるからです。

移動用のアウターだけでなく、居宅内でもあたたかさをキープできる服装を心がけてください。

3.雨の日

雨の日の訪問は、防水と事故予防に気をつけましょう。
特に抑えておきたいポイントは、以下2つです。

● 自転車移動の場合は、レインコートと長靴を使用
● タオルや替えの靴下を用意

傘さし運転は厳禁です。
必ず両手の自由がきく状態で自転車を運転をしてください。
足元が濡れてしまった場合、利用者宅を汚してしまう可能性があります。
濡れた場合に備えて、替えの靴下を複数用意しておくと便利です。

また、濡れた足で歩行や移乗の介助をすると、転倒等のリスクがあり大変危険です。
利用者の安全のためにも、しっかりとした雨対策をしましょう。

訪問看護でバッグに入れておくべき持ち物

服装と併せてしっかり準備したいのが、訪問時の持ち物です。
必ず持参すべきもの、あると便利なものを紹介します。

必ず準備すべきもの 体温計

血圧計

聴診器

パルスオキシメーター

ペンライト

ガーゼ・テープ類

ハサミ

使い捨て手袋

記録用紙と筆記用具

身分証明相と名刺

あると便利なもの 防水エプロン

ビニール袋

替えのマスク・靴下

利用者のご自宅の備品を借りられる場合もありますが、必須アイテムは毎回ご自身で持参してください。
また、ガーゼなどの消耗品は訪問前に必ず残数チェックをしましょう。

まとめ

訪問看護は利用者宅を訪問するからこそ、病院や施設の勤務と異なる服装・持ち物に関する配慮が必要です。
服装や持ち物が不適切だったり、不足があったりすると、本来提供すべきサービスに支障が出る可能性もあります。

利用者に適切なサービスができるよう、事前にしっかり準備をしておきましょう。

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