初めまして!
今回のたまきブログは代表を務めております理学療法士の佐々木が担当します(^^)
訪問で外を走り回っていると、珍しいものや不思議なものを目にすることがあります
今回は川口市の町中で見かけた”変な物”をご紹介します✨
なんだか巨大なバケツみたいですね…💦
すごい錆びです…(^_^;) もう使われないものでしょうか…
傍らに生えた猫じゃらしに哀愁を感じます(-_-)
気になって仕方ないので調べたのですが
鋳物工場で使われていた”取鍋(とりべ)”という溶鉱炉の一部のようです
写真のように、溶けた鉄を注ぐ役目があるんですね(^^)/
もうお気付きの方も多いと思いますが
私たちが訪問で走り回っている川口市は鋳物で有名な町なんです
鋳物とは、高温でドロドロに溶けた金属などを型枠に流し込んで成形された製品の総称です
そんな工場が沢山あったのですが、今ではだいぶ少なくなったと聞きます
その名残なんですね…
名残と言えば、ここ川口市は鋳物工場にまつわる地名、名前なども多く残っています
「たたら祭り」や「たたら通り」などですが、この”たたら”
かのスタジオジブリ作品にも「たたら場」なるワードが出現しますが
一体何かと言いますと…
鉄をも溶かす大火力を得るために風を起こす”ふいご”のことなんです!
画像では足でシーソーの様な板を踏んでますね…大変そうです💦
なので「たたらを踏む」なんて表現するそうですよ!
後に広くは製鉄工場のことを“たたら“と言う様になったそうです
ちなみに悔しがる様を表す「地団駄を踏む」という言葉は
「地たたらを踏む」から転じているそうですよd( ̄  ̄)
あとは、川口市の公式キャラクターになっている「きゅぽらん」
川口駅前にある複合商業施設「川口キュポ・ラ」
勉強会などでは大変お世話になっております_(._.)_
いずれも鋳物工場の溶鉱炉”キューポラ”がモチーフになっています
余談ですが、吉永小百合さん主演の「キューポラのある街」という映画は
川口市が舞台になっているんですよo(^o^)o
昭和30年代の映画なので、私も生まれる前の作品です(^^)
若かりし頃の吉永小百合さんも美しいですね✨
このように、今でも随所に鋳物の町を象徴する名残があります
町中で見かけたよく分からない物を調べたら、川口市の歴史を調べる事になっていました…笑( ..)φ
自分が住む町に思いを馳せるというのも良いものですね✨
以上、私たちが愛してやまない川口市の紹介でした!