こんにちは!作業療法士の加藤です(^▽^)
今年もブログやfacebookで、たまきならではの楽しい情報💛やお役立ち情報✨を
お届けしていきますので、よろしくお願いします!
さて、今回は『福祉用具の使い方~虎の巻~』の【後編】です♪
【目次】
(※壱、弐、参は【前編】をご覧ください☆)
四、ベッドの高さは目的に合わせて調整するべし
ベッドの高さ調整は、本人様と介護者様のどちらにも非常に大切💡
低いままだと立ち上がりにくくなります!
足底が床にしっかりとついた姿勢でお尻が膝より3㎝くらい高い位置が立ち上がりやすいです。
低床のまま介護していると、介護者様の腰を痛める場合も…(>_<)負担のない位置にこまめに調整してください!
また、介護ベッドの背上げ・膝上げ機能も活用しましょう♪
背上げしていくと、お尻が下の方にずれてしまい姿勢が崩れやすいです。
少し膝上げをしてから背上げをしていく事で、お尻のズレを防ぎます💓
伍、手すりやベッド柵を引っ張って動くべからず
起き上がる時や立ち上がる時に、手すり・ベッド柵をぐいっ!と手で引っ張る方は多いです!
手の力にばかり頼ると肩や腕の痛みに繋がることも…💦
また、効率的な身体の使い方ではなくなってしまいます!
手すりはバランスを取るための補助の道具として使います(^^)/
起き上がる時は、ベッドを肘と手で押して身体を丸めるようにしましょう!
立ち上がる時は、お辞儀をするようにして重心を前にかけましょう!
六、手すりに洗濯物をかけるべからず
「脱いだものをどこに置こう…あ!便利な所に手すりがあるなぁ😀」なんて事があるかもしれません。
しかし、手すりに服やタオルを掛けていると、咄嗟に手すりを掴んだ時に
ズルッと滑ってしまう!という可能性があります。
いざという時にもしっかり手すりを握れるようにしましょう✊
最後に『道具の使い方あるある〜虎の巻〜』6か条のおさらいです🎵
壱、車椅子や歩行器のブレーキは必ずかけるべし
弐、歩行器は身体から離しすぎるべからず
参、杖は自分に合う高さにして、しっかり地面につくべし
四、ベッドの高さは目的に合わせて調整するべし
伍、手すりやベッド柵を引っ張って動くべからず
六、手すりに洗濯物をかけるべからず
それぞれの道具の役割を理解して使うのが大事ですね✨
また次回の投稿も、お楽しみに(*^^*)