こんにちは。看護師の香川です。
本日はフットケアについてお話したいと思います。
高齢になってくると、ご自身でフットケアを行うのは億劫で大変と感じる方も多いのではないでしょうか?
しかし定期的にフットケアを行うことは足病変の予防だけではなく、
健康的な足でしっかりあるくこと、転倒の予防にもつながり、ご自宅で生活を送る上で大切なケアになります!
そこで今回はたまき訪問看護の利用者様のフットケアの一部をお伝えしたいと思います^^
①乾燥している方や不衛生な足の方のケア
入浴回数が少ない場合、足の汚れも多くなってきます。
そのため定期的に入浴・足浴を促し、足の洗浄を行うとともに爪ケアを実施しています。
また乾燥著明の方には、保湿剤使用して下肢の保湿に努めています。
②白癬(水虫)のある方のケア
定期的な爪切りや足浴、適宜処方されている軟膏を塗布しています。
爪白癬の場合、爪が厚くなったり、爪が変形することがあるため
定期的な観察と爪やすりによるフットケアを実施しています。
③巻き爪の方のケア
高齢者は巻き爪の方が多く、巻き爪になると痛みを伴い歩行困難につながる恐れがります。
巻き爪のケアは爪が丸まってしまわないよう、
切りすぎない・四角く切る(スクエアカット)を心がけます。
しかし長い爪が気になり自分で爪切りをしてしまい痛みが生じることがあります…。
なのでその都度指導を行いながら継続的なフットケアを行っています。
④傷のある方のケア
ご本人やご家族様によるホームケアがきちんと行えるよう訪問時には創部の状態を確認し、
ケアの方法を確認しながら必要な指導を行っています。
実際に処置方法を見て頂き、泡での洗浄方法や薬剤の塗布、ガーゼ固定の方法など、
ご本人やご家族ができる方法を考え、レクチャーしています!
以上が、たまき訪問看護で行っているフットケアのほんの一部となります。
フットケアとひとことに言っても、利用者様によりやるべきケアは異なります。
その人それぞれに必要なケアの提供を心がけています。
フットケアでお困りの方がおりましたら、お気軽にたまき訪問看護にご相談下さい☆